Tere!(テレ) (エストニア語で”こんにちは”)

エストニアのクリスマス・マーケット
最近知ったのですが、クリスマスツリー発祥の地はなんとエストニアだそうです!お隣のフィンランドがサンタクロース誕生の地ですから、昔から本当に兄弟国なんですねー。11月下旬~1月初めにエストニアを旅行するなら、ぜひタリンのクリスマスマーケットに足を運んでみてくださいね。運が良ければ、サンタさんに会えるチャンスもあるかもしれませんよ。

12/23, 24, 25クリスマスのこの季節ですが、今年はエストニアでは珍しい3連休になりました。エストニア人のほとんどは無宗教だそうです。(多くの面で日本人とエストニア人は本当に似ていますね)にも関わらずエストニアのカレンダーは基本的にルーテル教会に従っているのでこのような連休になっています。エストニア人はミサに行くとか宗教的なことはあまりなく(なかにはいるとは思いますが)、日本のようにイベントとしてクリスマスを楽しむというのが一般的のようです。ちなみに、サンタクロースはエストニア語で「ユールヴァナJõuluvana」と言います。


中世の厳かな雰囲気が残る世界遺産・タリンの旧市街の街並みは、紛れもなく「おとぎの国の世界」、まるで絵本の世界。旧市街はそんなに大きくはありませんし、治安も良く女性一人でも安心して楽しめます。クラシックな佇まいの世界遺産・旧市街、タリン市内ですが、どこでもWifiがつながります。バスの中もつながるのにはびっくりしました。キリスト教プロテスタントと言いながら、国民はほぼ無宗教な国なので(日本と似ている)、土日・祝日もほとんどのお店がオープンしているのもうれしいです!

クリスマスマーケットとは?
クリスマスマーケットとは、ドイツやヨーロッパの各都市で冬の観光イベントとして開催されているものです。街の広場がツリーやイルミネーションで彩られ、クリスマス前の数週間、クリスマス用品やクリスマスならではのドリンク、フード、お土産などを売るお店が並ぶイベントです。
このクリスマスマーケットはタリン旧市街の中心にある旧市庁舎の前の広場(ラエコヤ広場)で1441年から毎年かかさず行われている、中世の雰囲気を今に残すクリスマスマーケット。毎年11月20日ころから1月最初の日曜日まで、クリスマスや年末年始も休まずに開催されています。中世の雰囲気が楽しめるエストニア タリン旧市街のクリスマスマーケットをのぞいてみよう!クリスマス時期のタリンは小人や妖精が出てきそうな程可愛らしい街に変化します。昼から夜にかけて見逃せないタリンに一歩足を踏み入れてみませんか? 歴史のぬくもりを感じるオーナメントにうっとりします。ハンザ同盟時代、バルト海に面したタリンは、地中海から北欧、ロシアまでを結ぶ中世の交易都市として栄華を極めました。交易から戻った商人たちがクリスマスを過ごすため各地から品々を持ち寄ったのがこのクリスマス・マーケットの始まりだそうです。


今年のスケジュール
2017年11月17日(金)~2018年01月06日(土)
10:00 – 19:00 毎日開催

《エストニアの首都タリン、世界遺産内クリスマスマーケットの楽しみ方》
街の雰囲気を味わいながらの散歩が基本ですが、その他にも楽しみ方がいろいろとあります。タリンのクリスマスマーケットの特徴はこんな感じです。

1)ショッピングを楽しむ
ショップはクリスマスの飾りやエストニア土産中心、
リース、キャンドル、オーナメント等、クリスマスに関連した商品がたくさん売られています。日本よりずっと種類が豊富なので、お土産にもいいかもしれないですね。

2)ローカルフードを楽しむ
クリスマスマーケットならではの飲み物がホットワイン(日本では和製英語と言われていますがここでは通じます)ドイツ、フランスでは、グリューワイン、ヴァンショーです。寒い屋外でも体がポッカポッカに暖まりますね。温かく甘いワインにスパイスやフルーツ風味をつけているドリンクです。その他にも地元のソーセージや煮込み料理、漬物などローカル色豊かな物が屋台で売られています。屋台で販売されている料理は各種ソーセージやザワークラウトのようなドイツっぽいものが多かったです。

3)長期間楽しむ
ドイツのクリスマスマーケットは、クリスマス前には終わってしまうのですが、タリンでは1月まで開催されています。年末年始も開催されていて、12月31日にいたってはカウントダウンまでこのクリスマスマーケットでやるみたいですね。昼から夜の11時すぎまで、終日開催されてますが、光の雰囲気が綺麗なので夜に行った方が楽しめると思います。

4)アトラクション=小型メリーゴーランドを楽しむ
ラエコヤ広場自体が小さいので、スケートリンクや観覧車はありませんが、子供が遊べる小さなメリーゴーランドがあります。
なんかこの小さいサイズも可愛くて雰囲気ありますね。

5)イベントを楽しむ
舞台が設置されていて、フォークダンスをみることができる
エストニアのダンスと言えば、素朴なフォークダンスなのですが、クリスマスマーケットでも週末はダンスが見られます。
エストニア人のアーティストによるコンサートも毎晩開催されています。事前にスケジュールを確認してイベントを楽しみましょう。

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