12月にすでに報道されていた首相のエストニア訪問が、政府から正式に発表されました。
訪問国は北欧のエストニア、ラトビア、リトアニアと、東欧のブルガリア、セルビア、ルーマニアの6ヶ国。通常国会(20日)が始まる前の17日には帰国予定だそうです。
今回の初訪問で、両国の経済発展、文化交流、投資活性化につながることを期待します。
2015年にエストニア政府のCIOが日本を訪問した際、安倍首相はEレジデンシー・カード(電子居住者用IDカード)を受け取っており、今回のエストニア初訪問でそれがどのように利用され、また今後発展していくのか、Eエストニア・ショールーム、その他の政府施設で体験、説明を受けることと思われます。

*写真は、首都タリン市内にある政府施設の一つである「Eエストニア・ショールーム」です。ここは、毎週のように、EU各国を始め、世界中から政府要人(大統領)、行政職員、IT企業経営者等が訪れ、ショールームとカンファレンスルームで政府のEエストニア構想=サイバー国家構想の全貌について説明を受ける場所です。筆者も、EU本部から来た教育担当職員たちの会議に参加したことがあります。Q&Aは1時間ぐらい続きました。
*2番目の写真は、エストニアの首都タリン市内にある世界遺産=オールドタウン内にある日本大使館です。
*毎日新聞を始め日本の報道機関は、未だにバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)を東欧と表記していますが、ちょうど1年前、国連はすでにバルト三国を東欧ではなく、「北欧」と呼ぶことに正式に発表しています。

UN classifies Latvia, Lithuania and Estonia as Northern Europe

エストニア大使館(東京)
http://www.estemb.or.jp/jp

日本大使館(タリン)
http://www.ee.emb-japan.go.jp/