EU・エストニア進出のメリット

“今多くの欧米企業がエストニアに進出し、一部の東欧諸国の富裕層や資産家・経営者はエストニアで永住権を取得し移住しています。ヨーロッパに様々なタックスヘイブン・金融センター・近代都市がある中で、エストニアが多くのビジネスパーソンを魅了し続ける理由とは何なのでしょうか？

メリット① 法人に有利かつ合理的な税制・法体制・タックスヘイブン

エストニアは、世界的にもトップレベルのビジネスインフラをもった都市国家です。外資やビジネスを誘致することが自国の発展につながるという国策のエストニアにおいて、法人設立の手続きは非常に合理的なシステムとなっています。

また、法人税も安く、EU圏でのビジネスには最も有利な環境であると言えます。

行政機能に関しても合理的かつ不正がない厳密な法治国家であり、他のEU諸国と比べて日系企業がビジネスしやすい理由にあります。

メリット② 北欧地域及びEU地域のマーケットを狙う拠点となる

エストニアはその地理的条件から、北欧、EU、東欧諸国へのアクセスがどこでも3時間以内と非常に良好です。

また、ロシアとヨーロッパのハブ機能を持っているため、エストニアから欧州・東欧地域へのアクセスも便利です。ヨーロッパ進出において、エストニア、北欧の１億人市場でモデルケースを作り、EU諸国へ進出というのが定石となってきています。

日本からは主要空港からお隣のフィンランドまで直行便が就航しているため、企業の北欧・EU・海外進出の基盤にするにはこの上ない地理的優位性を持っています。

メリット③ 魅力的な富裕層マーケットがある

欧州危機や日本の東日本大震災以降、エストニアの資産保全額は急増しました。以前から北欧有数の金融センターとして多くの駐在員・富裕層マーケットが存在していたエストニアにより多くの外国人駐在員が流れ込んだ事により、懐の広い北欧マーケットに対してビジネスを展開する事が可能です。

メリット④ 日本のビジネスが通用し易く、日本のコンテンツに関心が高い

エストニアや北欧では日本では当たり前のように普及しているものが存在していなかったります。日本で流行したものやスタンダードになったものは、遅れてエストニア、北欧で定着していく性質にあります。

その為、日本では競合の多いビジネスでも北欧、EUではまだまだ通用するケースが多々あります。 また、エストニアは、同じEU圏で最も文化や経済が先進的で品質の高い日本のコンテンツに対する強い関心を持っています。故に日本のビジネスモデルが通用しやすい傾向にあると言えます。EU圏へ進出する上でのテストマーケティングをする上でも絶好の環境であると言えます。

メリット⑤ 知的財産権が保護されている

企業の経営財産となる知的財産（著作権、商標権、特許権、意匠権）にも充実した法律体制が整っており、テストマーケティングや新しいビジネスモデルを試す際にも安全であると言えます。

メリット⑥ 資産保全・形成に対して有利

エストニアは今後、世界一の資産保全国家となる見通しです。また、先進的な金融センターがあり、キャピタルゲイン税やインカムゲイン税も非課税であるため資産保全・資産形成を行うには最適な国家であると言えます。世界中から資産家・経営者などの富裕層が集まっているため、欧州系プライベートバンクも数多く存在します。

北欧系や地元エストニアを代表する銀行も健全性が非常に高く、資産を保全するには最適な銀行であると言えます。また不動産の価格も安定しており、固定資産としては魅力的な物件が数多くあります。

メリット⑦ 日本人との親和性のよさ・親日国家

エストニアは日本人との親和性が高いため、ビジネス環境だけでなく生活・文化のレベルでも住みやすい国です。

エストニアと日本企業（人）の親和性
対日関係 良好
国民性 穏やか
言語 公用語が英語
通信インフラ 良好
ライフライン 良好
食文化 北欧料理
北海道の食文化と似ている
海産物、その他の食品群が日本と似ている
法律 厳密な法治国家
治安 平和
環境 清潔
物価 東南アジア並みに安い
娯楽 様々な娯楽施設が整備されている
トラフィック 国土が狭いため、車は不便だがタクシーは手軽に利用可能
バス・電車などの公共交通は整備されている

航空はヨーロッパの主要空港と直行便が就航していて便利

メリット⑧ 地震などの天災リスクが少ない

日本は、天災の環境へのリカバリープランの構築にはコストもかかりますし、直接被災をすればビジネスの存続も危ぶまれます。また、居住するにも常に災害の危険への対策・準備をしておく必要があります。

一方でエストニアは地震、津波がありません。ビジネス進出だけでなく、移住という観点から考えても、安全な国であると言えます。

メリット⑨地理的優位性

人口1600万人を擁するロシア・サンクトペテルブルク経済圏まで、飛行機で1時間車で3時間の近さです。さらに、フェリーでのサンクトペテルブルク渡航の場合、観光ビザなしで72時間滞在が可能です
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